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ヤマハのシンセ「MM6」を触ってきたよ vol.2



前回
に引き続き、YAMAHAのシンセサイザー
MM6のレビュー記事の第2回でございます。

今回は、音源部分について思ったことを
つれつれっとまとめてみようかと。

まず、シンセサイザーの心臓部ともいえる
音源の仕様を抜粋すると、
・音源方式 : AWM2
・最大同時発音数 : 32音
・マルチティンバー数 : 16パート
・波形メモリー : 70MB相当(16bitリニア換算)
・ボイス数 : 418+22ドラム
・エフェクター : 25リバーブ+30コーラス+189DSP
ということなわけだが。

とりあえず、「波形メモリー」の項目が示すとおり
基本的にはPCM音源を搭載してるんだが
それはつまり「MIDIらしい音」を出すということでもあり
実際に音色を切り替えながらいろいろ弾いてみると、
DTMやカラオケで大活躍のYAMAHA MUシリーズの
成熟した技術が生かされていることがよくわかる。

しかし、実はその点自体がデメリットであると
初心者に思われがちなのが、せっかく買ったのに
「結局カラオケの音しかしねーじゃん」という先入観。

そりゃ、メモリー内の波形を素直に出力してちゃ
カラオケと同じ音しかしないだろうさ。
そもそもMIDI音源の共通企画であるGM自体が
なるべく同じ再生環境になるように、を目的としてるので
あまり突飛な音がしても困るってもんで。

なので、ただ鍵盤楽器を演奏するところから
シンセを使いこなすレベルへ一歩踏み込むにあたり
重要なポイントとして、音色のエディットがあるわけだ。

MM6も、これまで数あるシンセを送り出してきた
膨大なノウハウがあるYAMAHA製だけあって
音色エディットには十分な機能がそろっている。
MM6は本体パネル上に4つのコントロールノブがあり、
それぞれ演奏しながらリアルタイムにいじって
音の変化を確認することができるので
基本的なパラメータを決めるまでの作業が早い。

で、ソロ部分や目立つメロディーパートで
もっとぶっ飛ばしたい!!という時に効果を発揮するのが
DSPによるエフェクト機能。
イメージ的には、ギターのエフェクターと同じで
音を出力する直前にマルチエフェクターに通すような
よりダイナミックでインパクトのある効果を期待できる。
MM6だけで作曲するような場合にも、たとえば
「ギターはもっと歪ませたい」ということが可能。
このあたりの機能を使いこなすにあたって、
必然的にシンセの仕組みも身につくと思うので
やはり入門機としてはいい位置づけですな。

と、ここまで読んで、DTMやシンセいじってる人なら
「それって普通のことだよね。MM6の売りじゃなくね?」と
思ってしまうかもしれない。
まぁ、そりゃそうなんだなこれが。
このあたりのことは、今時となってはもはや当たり前で
MM6はむしろ「シンセらしい部分」を削ぎ落とすことで
価格ダウンに成功したタイプなんじゃ?と
俺自身思ったりもする。

が、普段SC-88Pro(まだ現役!!)を使って
新曲のデモを作っている身としては、
音色やDSPエフェクトのエディット作業を
よりわかりやすく進められるという点で
PC + 音源の環境を背伸びして揃えるより
MM6が一台あれば一通りカバーできる、
いい製作環境なんじゃないかと思う。

ということで、MM6の音源的な売りは
「基本に忠実」かつ「作業を効率的に」という
2点に集約されるんじゃないかと思う。
ここでいう作業とは、外部の機器と接続せずに
MM6単品でどこまで遊べるか?の話。
次回は、実際にパネルを操作する際の
使用感についてまとめてみたいところ。

カテゴリ:日記
2009-02-12 13:20:00|投稿者:隼人
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